お稽古場の様子
静寂につつまれた茶室で、
一服のお茶に真剣に向き合う
そんな、あなたの姿を想像してください。
お庭から、玄関、お茶室、水屋に至るまで、
すべて伝統にそくしております。
季節ごとのしつらえやお道具、お菓子など、
四季折々の風情を楽しんでいただけます。どうぞお楽しみに。
玄 関
本扉が少し空いてますね。
これを「手がかり」と言います。
「ここからお入りください」という合図。
そう、ドラマのセリフによくある
「手がかり」ですね。
茶道が語源なんですよ。
では、早速、扉を開けて
茶道の世界に入ってみましょう。
待 合
まずは、待合でお稽古の準備をしましょう。(服装については“よくあるご質問”をご覧ください。)
コートなどは、畳んで置いてくださいね。
また、お茶会やお茶事に招待された際は、玄関先で新しい足袋に履きかえましょう。
道すがら足袋が汚れてたかもしれません。
あまり見かけなくなった和紙の芳名帳に
墨と筆でお名前を書いていただきます。
筆で書かれたお名前を拝見すると、
人それぞれ、個性が出ていてとても楽しいです。
受 付
茶 室(六畳間)
支度が整えば、襖(ふすま)を開けて
いざ、茶室へ。
まずは、挨拶からはじめましょう。
本日も楽しくお稽古をしましょうね。
茶 室(八畳間)
茶室はもう一室あります。先ほどよりも広い八畳間です。
水 屋
稽古が進むと水屋を使います。
水屋とは言わば、「台所」です。
様々な茶道具が置かれています。
それぞれ、ちゃんと置き場所があったり、
扱い方も決まっています。
その時が来たら、使い方を詳しくご説明しますね。
庭
山野草や梅や椿などが
四季折々の風情を見せてくれます。
お茶会を開いた時は、
このお庭を通って
お茶室に入っていただこうと
思っています。
季節ごとのお道具
お点前のお稽古が本格的にはじまると、
毎回、しつらえや茶道具が変わります。
季節ならではのお道具や珍しいお道具なども登場します。
次回はどんな道具の取り合わせになっているか
お楽しみに!!